これだけはダメ!〜あなたって◯◯ね!というほめ方〜

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

褒めるのが苦手?な日本人

   

おゆりはモノの上に積み木を積むのが好きでした。
赤ちゃんマグの上に積み木を積み、さらにその上に何か乗せる…など。

やたらとバランスを取ることがうまく、上手に(?)できたときは「You did it!」とよく言ったものです。

   

人間って、年齢に関わらずほめられるの大好きですよね。
赤ちゃんも例外ではなく、意味はわからなくても

上手にできた!

ママが嬉しそうにしている!

と感じているはずです。

   

世界的に見ても日本人は「自分に自信がない」と答える人がほとんどだそうですが、それはほめてもらう教育が足りていないから

   

大人がきちんと「よくできたね」「頑張ったね」「よく思いついたね」と認めてあげないことには子どもは自信を持つことができるようになりません。

大人とって「そんな簡単なこと」であっても、昨日までできなかった子どもにとってはとても大きな成長だったりするものです。

反対に、この間までできていたことができなくなってしまったり(やらなくなってしまったり)することもあります。

   

わたしもついつい「こないだまでできてたでしょ!」「甘えてるだけでしょ!」と言ってしまいがちですが(反省…)できなく(やらなく)なってしまう理由も必ずあるそうなのです。
(我が家は、大好きなパパがいるとお着替えができなくなります…(←甘えたいだけ))

   

   

ほめ方にポイントが

   

ここでポイントとなるのは「あなたって天才!」というほめ方はしてはいけないということです。   

「天才」というのは、生まれもってなんでもできるかのような一見褒め言葉としては完璧とも思えるフレーズで、ほめられた方は最初は気を良くしますが長期的に考えるとあまり良いほめ方ではありません

   


例)

算数を学び始めた子が、足し算がよくできたときに

「あなたって天才ね!」

とほめられたとします。

さらに引き算がよくできて

「あなたってやっぱり天才ね!」

とほめられたとします。

そして仮に、2けたの計算でつまづいたとしましょう。

今まで「天才!」とほめられていたのに、自分は計算ができなくなってしまった。

おかしいな…

自分は天才じゃないんだ…

自分はダメな子なんだ…

このような考え方に変わっていきます。

   

掛け算に入るころに、上手にできなくても努力をしようとしなくなっていく…という図式が成り立ちます。(プロセスはあくまでたとえ話です)


 

なぜこのような問題が起きるのか?

それは、結果だけを見てほめていたことが原因です。

  

   

人は努力を認めて欲しい 

   

算数の最初でつまづいても、

頑張ったね

たくさん練習していたよね

いっぱい問題解いていたよね

努力の過程をほめられる子は、努力することを続けようとしていきます。

   

最初はうまくできなくても、頑張ることそのものをほめられた子は「頑張る」ことをやめようとしないのです。

頑張っていれば、おのずと結果がついていくようになりますが、それでも結果が伴わないのであれば学習方法に問題があります。改善の必要があるでしょう。

   

例に挙げた足し算のテストで思うような点数が取れなくても、

あなたがたくさん努力したことを、ママはちゃんと知ってるよ。
次も頑張ろうね!

そう声をかけてあげれば、「大人は結果だけを見ているのではなく努力を認めてくれている」と思えるような子になるのです。
(もちろん、ほめるのは頑張っていた時だけです!)

   

大人なら誰しも経験があると思いますが、学生時代はもちろん、社会に出てからも結果ばかり求められて頑張った過程を見てもらえることって少ないですよね。

それはそもそも大人たちがそのように努力をほめられて育っていないから。

日本の教育のもっとも不足しているところの一つだと思います。

しかし「頑張ってたね」と言ってくれるような先輩や先生や上司は、とてつもなく印象に残りませんか?

学生の時に、努力をほめてくれる先生に出会った!という人はラッキーなのではないでしょうか。

テストを見せるたびに結果のみに左右される大人であっては、子どもはそのうちテストを見せに来なくなるそうです。

   

少し話はそれましたが、乳幼児だってきっと同じはず。

   

もしあなたが子を持つ父親、母親なら、知育玩具で楽しそうに遊ぶお子さんに、

これはそうじゃなくて、こうやるんだよ

ち〜が〜う!こうだよ、こう!

と声かけしますか?

   

それともお子さんが考えて考えて体得したプロセスと結果を認め、

よくできたね!

よく自分で見つけたね!

とほめますか?

   

言わずもがなですが、好ましくない方のほめ方ではお子さんの15年後に差がつくはずですよ!

   

   

今日からお子さんの「発想」と「努力」をほめてあげましょう!

   

   

「You did it!(やったね!)」って、便利なフレーズでしょ?

   

   

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