以前、私は幼児教室の講師をしていました。
幼児クラス・英語クラスともに生徒を持っており、0歳〜小学3年生までの子どもや保護者と関わってきた経験を踏まえ「これから幼児教育を!」とお考えの保護者の心構えをまとめてみます。
・幼児教室の選び方、保護者の振る舞い方がわかる
・子どもに幼児教育を受けさせる上での心構えができる
・効果的な家庭学習や普段の育児法に向き合うことができる
(対象年齢:ベビー・1〜3歳児向け)
幼児教室どう選ぶ?確認すべき3つのポイント
1.「教育理念」を理解する
今や幼児教室は街中いたるところで見かけますが、どの会社も個性を出そうとしのぎを削っています。
有名キャラクターが前面に出ているところ、名前自体がブランド化されているところ、プログラミングなどの新しいカリキュラムを導入しているところなど、さまざま。
ここで重要なのは、保護者がお子さんを「どのような人間に育てたいか」を考えること。
・親子でレッスンを楽しみたい
・子どもをのびのびと育てたい
・子どものIQを伸ばしたい
・子どもの才能を見つけて引き出したい
いろいろな考え方があるかと思いますが、事前に目標や目的を持って幼児教室の「教育理念」を頭に入れておくのがいいでしょう。
あまり目を留めませんが「教育理念」というのは、その会社の考え方がギュッと詰まった短い文章ですので意外と参考になるんですよ!

もし、あなたがこれから幼児教室に通わせるとき「うちの子はIQを高くしたい」とお考えなら、IQトレーニングに特化した幼児教室を選ぶべきですよね。
しかし、IQに焦点を当ててレッスンを行っている教室もあれば、計算や公式をひたすら暗記してただ問題を解かせる教室があったり、潜在能力やひらめきを鍛える教室があったり会社によってカリキュラムには違いがあります。
おもちゃを使って遊ぶなど、レッスン中にやること自体は大きく変わらないケースもあるかもしれませんが、教育理念が違うと先生の考え方や接し方も変わってきたりしますので、ある程度頭に入れておいた方が良いでしょう。
仮にあなたがベビーを連れ、「3つの幼児教室を体験して、それから決めたい!」と考えているとします。
しかし、体験レッスンの短い時間だけでその会社の考え方を理解するのはちょっと難しいので、HPで予約する前に目を通しておくのがオススメ。
コースやレッスン内容、月謝も大切ですが、「教育理念」に目を通してみてください。
ベビーと一緒に重い荷物を持ってあれこれ体験レッスンに行くのはとても大変。子どもの気分によっては現場で十分な話が聞けないこともありますので事前準備は大事です。
2. レッスン内容のボリュームが理想通りかチェックする
多くの幼児教室で行われているレッスン内容は、以下のような内容です。
・フラッシュカード
・おもちゃで遊ぶ
・プリント
・体を使った運動
…など
このように「何かひとつ(だけ)に特化している」ということはありません。
例えば子どもがピアノ教室に通う場合でも、最初から最後までピアノの鍵盤だけをたたくということはないはずです。歌を歌ったり、先生が弾く曲を聴いたり、グループごとに交代で弾いたり…
幼児教室も同じですが、ポイントは「それぞれのボリューム」です。
・フラッシュカードがやりたいのにボリュームが少ない
・親子の関わりが少ない
保護者の目的やお子さんの好きな遊びなどによってそれぞれの取り組みに物足りなさを感じるようになるかもしれませんが、そこには教育理念に基づいた理由があるはずです。
幼児教室Aはオリジナルのおもちゃ教材が多くてよかったけど、もうちょっとお勉強系も充実させて欲しいな。
幼児教室Bは、先生がお歌を歌ってくれたけどそのほかの教室はCDを流すだけだった。
実際に体験してみると細かな違いが気になるものです。
どうしても譲れない希望なら先生に相談して家庭での取り組み方を聞いたり、事前に質問したりして納得してから入室しましょう。
お子さんの今現在の月齢で好きなことが歌やダンスでも、半年後には本が好きになったり、親の関わり方によっては書くことが得意になっていることも十分ありえます。
目先の月齢や能力にとらわれず、3ヶ月〜半年スパンで、できれば向こう1年くらいの成長を見据えた感覚で選ばれると良いと思います。

3. 施設の構造をチェックする
通うタイプの「幼児教室」を選択するとしたら、少なくとも週一回で出向くことになるでしょう。
と、すると非常に地味ですが、施設の構造を軽くチェックしておくと後でとても便利です。
幼児教育そのものには直接関係ありませんが、教室の立地や内部の様子は小さなお子さんを連れて毎週通うことになれば意外に重要になってくるもの。
特にベビーをお連れの保護者の方は、こんなところをチェックしておくと、あとでとっても楽ですよ!
●ベビーカー置くスペースはあるか
(折り畳めないタイプだと苦労するため)
●変なところに段差がないか
●オムツ替え・授乳スペースや、お湯の出るウォーターサーバーなどがあるか
…など
上記はいずれも私が勤務していた幼児教室でお母さんたちが苦労されているように見えたことです。
都心のちょっと狭いビルの一室だったのですが、最近のベビーカーは折り畳めないものが多く、土曜日のレッスンでは0歳から小学生までの生徒とその保護者がごった返し、ベビーカーなんてとても開いたまま置けませんでした。
ベビーを連れた多くの方は平日に来られることが多かったので問題なかったのですが、働くママはそうもいきませんよね。
レッスン前後には教室が入れ替わり立ち替わり、ゆっくりオムツを替えるスペースなどなく、仕方なくオムツシートをお貸しして床で替えていただくことも…。

ただし、現在はベビーでも来年にはよちよち歩く子どもに大変身します。それとともに荷物が減ったりしますので、気にし過ぎなくてもOK。
あくまで「年単位」であると捉えてください。
幼児教室に通うための心構え3つ!
1. 「イスに座る」ためのカラダを作る
「幼児教室に入室したから、ウチの子はもう大丈夫!」と考えるなかれ。スタートはここからです。
多くの幼児教室では1〜2歳または2〜3歳のタイミングでイスに座ってレッスンを受けていくところが多いかと思われます。
しかし、この「イスに座る」というのが簡単そうに見えて意外と難しい。
子どもや保護者にとってなかなかうまくいかない場合が多いのです。
\私の教室で行っていたレッスンスタイルはこちら/
保護者がベビーを抱き、子ども用のイスに座って机に向かう。
(お座りができる子は1人で座ってみる)
■幼児クラス(1〜3歳)
子どもが1人でイスに座り、後ろに保護者が座る。
※いずれも取り組みやプリントを行うときは、後ろから抱き込むようにサポート。
さて、1〜2歳の子どもが5〜6人いたとして、50分のレッスンのあいだ最後までしっかり座っていられるお子さんは何人いるでしょう?
…残念ながら統計をとったことがなく、正確な数字はわからないので「ほとんどいない」とお答えしておきます。
なぜだと思われますか?
実は意外なところに原因と考えられる要素があるのです。

低月齢の赤ちゃんは、背筋に比べ腹筋がとても弱いです。
そのため成長とともに体幹や姿勢を整えていく必要があるのですが、それには自然と腹筋が使われる環境づくりがとても重要。
実は、まだ動けない時期の赤ちゃんでも「親にしがみつく」ことで自然にお腹に力が入り、意識しなくても腹筋が鍛えられていきます。
また、低月齢の赤ちゃんなら抱っこひもの中で足をM字開脚にした方がお腹に力が入りやすく、腹筋を鍛えるにはより理想的な形になります。
街を見渡してみると、だいたい赤ちゃんはベビーカーや抱っこひもで連れられていることが多いですね。
ベビーカーに寝かせられている赤ちゃんはそもそも親にしがみつくチャンスが少なく、ただ寝ているだけで移動ができます。
抱っこひもに入っている赤ちゃんも、製品や装着の仕方によっては大人と赤ちゃんの間に空白が生まれ、必要以上に背中が丸まってしまうことがあります。すると腹筋を刺激しにくい上に内臓を圧迫してしまうので、消化器などにも影響が出てしまうなんてことに…。
現代の赤ちゃんたちは体幹を鍛える環境が少ないために胴体がしっかりしていないケースが多く、幼児期にイスに座ってレッスンをしていてもすぐに疲れてしまうのです。

ちなみに「ハイハイをほとんどせず、つかまり立ちが早かった!」と喜んでいる保護者の方はいませんか?
「ハイハイ期が短い」「ハイハイをほとんどしなかった」要因も、腹筋以外の筋肉が先に発達してしまう結果だそうです。
ハイハイをすることで腹筋、背筋、胸筋などが作られていくのですが、それに加え手のひらが刺激されることで触感や握力なども育つ、とても重要なプロセスです。
レッスンで長時間座ることに耐えられずに集中できなくなってしまうタイミングが訪れ、途中でぐずったり立ち歩いてしまいます。
大人でも、50分間「しっかり座る」とちょっと疲れてしまいますよね。
決してベビーカーが悪いということではありませんが、できることなら赤ちゃんが抱っこできる体重のうちは、抱っこをおすすめします。
\体幹づくりに!おすすめ抱っこひも/
保護者の体調や荷物などの事情で、どうしても普段からベビーカーをメインの移動手段として使わなくてはならないなら別の方法で体感(腹筋)を鍛えてあげましょう。
【オススメの体幹トレーニング】
(首がしっかり座ってから)
1. 保護者が床に仰向けになる
2. 赤ちゃんをお腹の上に仰向けに乗せる
3. 赤ちゃんを抱っこでしっかり支え、大人が右↔︎左に軽く揺れるようにして遊ぶ。
※低月齢の赤ちゃんの場合、最初はゆっくりと怖がらせないように始めてください。

赤ちゃんの体幹トレーニングでこんなにいいことも!
・体幹が鍛えられて腹圧が上がると便秘の改善につながる
・赤ちゃんは程よい疲労感を感じることができ、寝付きも良くなる
ゆらゆら揺れる際、子どもは腹筋で踏ん張らないと落ちそうになってしまうため、自然に体幹が鍛えられます。
スキンシップにもなりますので、ぜひお試しください^^
2. 「褒めるマインド」を習得する
多くのお子さんと保護者の方を見てきましたが、日本の風潮なのでしょうか、お子さんを「褒める割合」と「指摘する割合」とでは明らかに後者の方が多いです。
最近は「叱らない育児」というのが流行っているそうですが、現場ではそんなことはありません。
・2歳の子どもが、鉛筆で上手くかけないからとお母さんがバンバン口を出す。
・3歳の子どもの書いた字を「こないだやったでしょ」と一蹴する。
「子どもの能力を伸ばしたい!」と頑張ろうとする保護者によく見られる光景です。
でも、ちょっと冷静になって考えてみて頂きたいのです。
この世に生まれ落ちてまだ3年も経っていない子どもです。
脳も体も手足の感覚も何もかも半人前にすらなっていないのに、ちょっと練習しただけで鉛筆やはさみや折り紙がうまくできるわけがないのです。
当然、大人にはどう見ても下手くそに見えるかもしれませんし、何ヶ月やってもいつまで経っても成長していないように思えるかもしれません。

ハッキリと言いましょう。
あなた方親子は、すでに大変努力しています。
高い月謝を払って毎週重たい荷物を持って大変な思いをし、赤ちゃんや幼児の頃から幼児教室に通おうと考えている時点でとても頑張っているのです。
しかし「頑張る」のはそこまでにしておいて、レッスンではお子さんに「うまくいった!」と錯覚させることに専念して欲しいのです。
ひとつ、例を挙げてみます。
【Aくんの場合(3歳児クラス)】
年度の途中で持ち始めた生徒の中に、プリントを見せただけで泣くほど嫌がってしまう男の子(Aくん)がいました。
彼は教室に貼ってあるひらがなポスターを見ながら字を読むのが好きな子でしたし、まだ2歳でしたがおしゃべりもとても上手。特段、ニガテなことはなさそうに見えるのに「字を書く」ことだけはとてもイヤがるのです。
彼を受け持ち始めた私はその理由を考えるうち、ほどなくしてわかりました。
彼のお母さんはお若いのにとても一生懸命な人。プリントが配られると、彼を羽交い締めにするように後ろから腕を回し、凄まじい力で鉛筆を持つAくんの手を握りしめ、一緒に書き始めます。
少し間違えようものならお母さんにするどい指摘を受けてしまいます。
「ち〜が〜う。こうでしょ。ねぇAくん、ちゃんとやって!」
2歳のAくんには、ひょっとしたら「ちゃんとやる」の意味もまだ理解できていないのかもしれません。
そのうちお母さんの声はだんだん荒くなり、Aくんはグズリ始めます。
まだ鉛筆を持ち始めてやっと数ヶ月経ったかどうかという時期なのに、「ちゃんとやる」ことを強要され、「プリントが始まるとママに叱られる」と思い込んでしまうようになってしまったのです。
大人が見てどんなにヘタクソでも、字が間違っていても、彼も最初は「一生懸命」やっていたはずなのです。
頑張って書いた字が大好きなママに「間違っている」と指摘を受け続けたAくんは、書くことに関しての「成功体験」を味わうチャンスが少なくなり、努力を認めてもらえないプリントや書き取りに関しては興味を示さないどころか、嫌がるようになってしまったと考えられます。
その後、お母さんと私の信頼関係を築けたタイミングでそれとなくお話をし、お子さんとの関わり方のアドバイスをさせていただきました。
大切なのは「見守ること」。
人が新しいことを始めたとき、それを好きになるかはその時の「成功体験」がキーポイントになります。
「うまくできたかどうか」「褒められたかどうか」「自分の方が人より優れていると(自分が)感じられたかどうか」など。
最初の段階でこのような要素が欠けていると、人間は興味を持てなくなってしまいます。
「子どもがうまくできていない」と勝手に判断してすぐに手を貸すのは愛情ではありません。
手伝って欲しいオーラが出るまで、保護者は見守って応援するようにしてください。
【最初の褒め方】「書く」という点に絞る場合
・大きさを褒める→「大きく書けたね!」
・形がいいものを探して褒める→「コレが一番カッコよく書けたね!」
・成長度合いを褒める→「昨日よりももっと上手になってるね!」
※他のお子さんと上手い下手を比較したり、スピード勝負させないようにしてください。「◯◯くんより僕の方が速かった!」と速さを競うようになってしまいます。
正しくかけていない文字は多少修正が必要ですが、それも時間とともに正しく書けるようになります。それよりもお子さんに「頑張って練習したら上手になるんだ!」という成功体験をさせてあげてください。
●お子さんが「書けた!」と言ったら(文字など)
→間違っていたら、褒めた後に必ず正解をインプットさせる。
「すごい!1人でよく書けたね。あとここに◯◯(シッポや点々など)がついているともっとカッコいいよね。ほら!こうするとお手本と同じになったよ!」
●お子さんが「できた!」と言ったら(工作など)
→芸術の場合は得点関係なし!たっぷり褒めてください。
「この部分はなにかな?それからこっちは?」「ここはどうやって作ったの?」「よく思いついたねぇ!」と質問し、制作のプロセスや発想を認めて褒めましょう。
●お子さんが「わかった!」と答えたら
(クイズやなぞなぞ、ストーリー作成など)
→大人にとっておかしな結論でも、子どもにとっては捻り出した妙案です。
「すごい!よくそんなこと思いつくね」「本当?ママ全然知らなかった〜!」
褒め方も、練習すればうまくいくようになります。
保護者にも忍耐や練習が必要だと言うことが実感できましたか?
3. レッスンに向け、自宅で心の準備をさせておく
ベビーの保護者さんによくあることですが、レッスンの当日、赤ちゃん本人に特別な声かけをせず、教室にお見えになる方がいらっしゃいます。
赤ちゃんは朝ごはんや授乳、オムツ替えを済ませて外出し、気付いたらレッスン会場にいる。
そんな状況で「さぁ今からレッスンしますよ!」と先生が張り切っても、すぐに気持ちが切り替えられない子もいます。
機嫌が悪かったり、他の何かが気になったり、レッスンに集中し始めるまでに時間がかかったり…
気持ちが切り替えられない子どもはいつもだいたい決まっているので、レッスン後に私はお母さんにこう伺います。

するとお母さんはハッと驚いた表情で
いえ…していません。
とお答えになります。この質問をする、ほとんどのお母さんが同じ回答です。
赤ちゃんが言葉を理解し始めるのは一歳になる頃だと言われていますが、一説には生後半年を過ぎるといくつかのフレーズを理解し始める子もいるのだとか。
「まだ◯歳」と考えず、赤ちゃんにも気持ちが伝わることを信じて声かけを意識するようにしてください。
赤ちゃんでも繰り返し同じフレーズ聞く→動作をすることによってだんだん意味がイメージできるようになっていきます。
レッスンの日は、ぜひご自宅でお子さんの気持ちをレッスンに参加する方向へ持っていくトレーニングもしてみてください。
(明日行くよ、など日をまたぐのはイメージが難しいので不可)
・◯◯ちゃん、今日は△教室のレッスンに行く日だよ。
・電車に乗ってお教室に着いたら先生にしっかりご挨拶しようね。
・お部屋に入ったら、先生の言うことをお耳で聞いて、イスに座りましょう。
・今日も楽しくレッスンしようね!
悪い例)
●ネガティブな表現は避けること
・きちんと◯◯しないと、怒られちゃうよ!
→きちんと◯◯すれば、△できるよ!
・教室では、おもちゃで遊ぶのはダメだよ!
→おもちゃは教室に入れないから、ママのカバンにかくれんぼしていてね
・△△したら、おうちに帰るよ!
→脅すような言葉ではなく、「ママが困る」「お友達が困る」など、他の人がどう感じるか具体的に説明する
●他の人と比べないこと
・◯◯ちゃんみたいに、ちゃんとやってね
・△△くん、きちんと座ってる!すごいね〜。
あなたは、できないの?
ママがポジティブな言葉で声かけをすることによって「レッスンが楽しみ!」という子どもの気持ちも上がっていきますし、1歳児でも言って聞かせればイスに座ってお行儀良くできる子はたくさんいます。
レッスンに身が入らないと感じる保護者の方は、ぜひお試しください。
ただ、本来は騒いだり歩きまわったりするのが1〜3歳児。
声かけがすぐ効果を発揮することもあれば、数ヶ月かかることもありますので長い目で見てあげるようにしましょう。

まとめ
いかがでしたか?
幼児教育に本当に必要なのは子どもよりまず「保護者が忍耐力を身につけること」だと私は考えています。講師の視点からお話すると、保護者に余裕がないとネガティブな空気は子どもにも伝染することが多いです。
私は子どものしつけには「叱ることが必要」だと考えますが、レッスンに関しては保護者が叱ったり注意することがいい結果をもたらしたことはありませんでした。
3歳までの子どもは、レッスンについて叱ることはほとんど必要ありません。
注意やしつけをするのは最低でも以下の3つのパターンです。
・基本的なしつけ(あいさつなど)
・命やケガの危険があることをしたとき
・誰かに危害を加えたとき
むしろ上記は日常でも叱るべきですが、叱り方もひと工夫必要な時代になってきましたね。
ほんのちょっと考え方や言い方を変えるだけで、スムーズにレッスンに臨めるようになりますよ。
楽しい幼児教育を進められるように頑張ってみてくださいね!
