私は娘が0歳の時から「おうち英語」のやり方を勉強し、いろんな方法で取り組んできました。
1歳3ヶ月の時に娘のおしゃべりが始まり、それからしばらくはインプットの時期でしたが、1歳後半で上手にマネっこができるようになってからは英単語や英語フレーズも少しずつ身についてきました。
しかし2歳を目前に、こんなことを考えるようになりました。

「ネイティブスピーカー」にはなれません!
主人も私も母国語は日本語です。
仮にどんなに親が英語を練習しても、そしてどんなに子どもを英会話スクールに通わせても、住んでいるのが日本である限り「完全なネイティブ」になることはほとんどありません。
日本にいながら子どもを英語のネイティブスピーカーレベルにするには、かなりの環境がそろっていないといけないのです。
◯両親ともにネイティブ・または片方がネイティブ
◯幼少期から英語にかなりの時間触れさせ、インターナショナルスクールなどに通う
◯生活の8割以上を英語で過ごす
個人差もあると思いますが、このくらいしてやっとネイティブレベルと言えるくらいに英語力は伸びるでしょう。
母親(私)との狭い日常で、決まったいくつかのフレーズを聞く・話すくらいのことでは、それ以上伸びしろが見えてこないと感じた私は、次のステップに進むことにしました。
そもそも英語のネイティブスピーカーでない私は、ネイティブの方が話すような微妙なニュアンスを再現してあげることができません。
また、当時はなんだか歌やフレーズもワンパターンになってしまっているような気がして、私の力だけでは本来ネイティブの2歳くらいの子が話せるようなレベルにまで持っていけないのでは…と不安になったことも覚えています。
某トラさんにお願いすることに !
我が家では娘が生まれて間もなく某トラさんの通信教育を始め、それは現在も継続中です。
主人も私も末っ子のため、赤ちゃんや小さい子どもと接する機会があまりなく、今の月齢の赤ちゃんができることや知能レベルの伸び方が全くイメージできなかったのです。
その為、毎月のように月齢に合ったおもちゃや絵本が勝手に送られてくるシステムはとても便利でした。
娘が2歳になる頃、トラさんの通信教育に新しい英語コースができることを知りました。
娘の年齢にピッタリの、少しお財布にも優しいコース(笑)
もちろんメインの理由は「娘に楽しく英語を吸収してもらうこと」ですが、母親の私自身が子どもの年齢にあった英語の教え方を勉強したい、というのも理由のひとつでした。
今までお世話になっていたトラさんのおかげで、娘もなんの不思議もなく取り組めそうだと感じたのは言うまでもありません。
英語コースを始めてみると…?さっそく!
事前に資料請求し、さっそく届いた体験DVDを観てみると…

そして娘は画面の中のおもちゃやダンスに…ものすごく食いついている!!
今まで「母親と取り組むおうち英語が一番すばらしい」と思っていましたが、これほど影響を与えられるとは!
でも、このお話にはちゃんと続きがあります。
DVDの中には、おうちのひとと一緒にできる手遊びやお歌が収録されていて、おうち英語のヒントがたくさん入っていたのです。
DVDやおもちゃはあくまで「ツール」のひとつでした。
「親が一緒に取り組んであげる」それが前提になっている教材であるとも感じましたし、DVDなどは「子ども1人で観てもらえる」「おもちゃも1人で遊べる」ということも多く、その時の私のスケジュールによって関わり方を変えることができました。
体力さえあれば子どもと一緒に踊ってあげられそうな激しいダンスにとても食いついている娘を見て、子育てにはこんなところにもタフさが必要なのか…とちょっと落胆することもしばしばです。
通信教育のいいところ
通信で行えるシステムのメリット・デメリットを私なりに考えてみました。
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教材が自動的に送られてくる
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教室に通う必要がなく、自宅で時間を選ばず取り組める
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子どもの年齢に合ったものが送られてくるので、自分でレベルを考えなくて良い
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テーマに沿って展開していくストーリーのおかげで、シチュエーションに関連して内容が覚えやすい
- 受講者優先でコンサートのチケットを購入できる
- 受動的なツールなので保護者がやる気を起こす必要がある
- 好きなおもちゃばかり使用してしまうことがあるなど、目を通さないものが出てくる
- 幼児コース・英語コースともに受講すると、習い事ひとつ分に近い金額がかかる
- 恐ろしいスピードでおもちゃや本が増えていく
※個人の意見です!

メリットばかりではいけないと思って、なんとかデメリットも4つ絞り出してみました(笑)
デメリットの①については本当にその通りで、講師がいないぶん親が能動的に動かないと教材は日の目を浴びることなくしまわれてしまいます…。
余談ですが私は一時期やる気をなくしていたクチで、開けないままの教材の袋が山積みになっていたことがありました…。
これではいけない!と思い立ち、先日の台風で表に出られなかった時に全て開封し、リスタートしています。
あとは「考え方」の問題
デメリットの②と③は、それぞれの考え方です。
②の「好きなおもちゃばかり使用してしまう」は、個人的には悪いことではないと思います。そもそも幼児におもちゃを指定して「コレで遊びなさい」なんて言うのもおかしな話ですよね。
中には光の当たらなくなってしまう素材もあるかもしれませんが、それは親が使い方や効果をきちんと理解していないことにも原因があるかもしれませんし、家庭の習慣や子どもの性格によりけりですから、通信教育以外のおもちゃにも当てはまることだと思います。
③の受講料に関する部分ですが、私個人は今まで送られてきた幼児コース・英語コースの内容に対し、悪い意味で

と、思ったことは一度もありません。
(だんだんまわし者みたいになってきたかも…)
むしろ「こんなにいろいろ入ってこの値段って、採算とれるのかな…」と主人と頭をひねったことすらあります(笑)
我が家は幼児・英語ともに年間払いだったため、月あたり5千円かからないくらいです。それでも一般的に「習い事」の金額よりはお手頃かと思いますが、そのくらいの金額をかけるのなら英語教室に入りたいという方が中にはいるかもしれませんね。
ただし5千円前後のお月謝で英語ができるお教室はそうそうないと思います。
この金額で、年少の現在はひらがななど文字の「読み書き」や「かず」のお勉強もできて、さらに英語もかじっているので金額的にはとてもリーズナブルかと!
(ちなみに幼児は毎月来ますが英語教材のみ、2ヶ月に1度のお届けです)
何よりも恐ろしいこと…
それは、④恐ろしいスピードでおもちゃや本が増えていくことです。
これは片付けベタな私ならではの意見でしょうが、赤ちゃんの頃の教材やおもちゃが押入れの上に山積みになっている上に、リビングのなかなか広い面積におもちゃが散乱します。毎月毎月増えていくのでここだけは覚悟が必要です。
完全に個人の意見ですので参考までに…
今、ぶちあたる壁
壁と言うほどのことではないですが、現在少し悩んでいることがあります。
冒頭に書いた通り、我が家は娘が0歳の頃からおうち英語を取り入れており、簡単な英語フレーズや単語ならだいたい身についている(と思いたい)のです。
具体的には色の名前・動物・昆虫・果物・身の回りのものなどの「形に見える」英単語で、逆に「悲しい」とか「困っている」とか、形に見えない単語はあまり教えられていません。
送られてくる英語教材は前述した色の名前や果物の名前など、すでに身についている単語がほとんどで、いくら基本が大事と言ってもさすがにこれ以上フルーツの名前を連呼されてもなぁ…と言ったところです。
かと言って飛び級のようにもっとレベルの高い月齢のコースを受けられるのか、またできたとしてもそれが娘にとっていいことなのか、それはまだわかりません。
娘はアルファベットもなぞりながらひととおり書けるようになっており、すでに読み書きに入っていることを考えると「Apple!」「Grapes!」という内容ばかりやっていても…と、少し物足りなくなってきてしまったのです。
とは言え、DVDやおもちゃから出てくるすべてのフレーズを完璧に理解しているわけではないので基本を大事にしながら歌や読み聞かせで単語やフレーズを増やしていくしかないでしょう。
我が家のおうち英語も、まだまだ発展途上!
もう少し楽しんでみて、また進捗をアップしたいと思います!