






ドライビングテスト@DMV
今回は仮免許取得後、実技試験を受けたときのお話。
日本で運転をしたことのないクラスメイトの中にはドライビングスクールに料金を支払い、何回か講習を受けている子も。
私は利用しなかったため記憶がうろ覚えですが、日本円で11万くらいで全10回ないくらいのコースなどがあったような気がします。
(2008年当時)
スクールもコースも複数あると思いますが、そのくらいで運転技術が習得できたら日本よりもだいぶ安いですね!
しかし私は日本で自分の車を2年ほど乗り回していて運転自体がとっても好きだったので、実技は練習なしで挑むことに!
特別な練習はしなかったものの、ホームステイ先のパパが毎朝学校まで送ってくれる途中、日本とは逆の助手席に座りながら常に「右・右・右…」とイメトレをしておりました。
「まっすぐな道路の右側を走る」ということは簡単にイメージできても、右折・左折をしたあとに右側レーンにいられるかどうかは最初はイメージが難しいものでした。(左折しながら左側レーンに入りそうになる…など)
DMVには友人に付き添ってもらったのですが、ここで初めて「英語で指示された各部位を操作する」試験があることに気づく私。
外に立って指示している教官に聞こえないよう、同乗してくれた友人が小声で教えてくれたのですが
「ちょっとキミ!教えちゃダメだよ!」
ーー怒られました。
彼女にも悪いことをしたなぁ(笑)
教官はドライバーの操作を見ながらウィンカーやライトがついているか、ワイパーやなんかが作動しているかなど、車の状態も見ています。
教習エリアで数台の車が並び、車の点検を含む操縦テストを完了したところで路上へ。
(確か)15分くらい近所をひとまわりするだけなのですが「教官に見られている」というプレッシャーと「標識が読めるだろうか」という不安にかられます。
ちなみに道路標識はペーパーテストと同じウェブサイトで勉強することができ、そのままの指示を英語で書かれているだけのことが多いので、それが頭に入ればそれほど難しくありませんでした。
例)
●Yield:ゆずれ
●Wrong Way:侵入禁止
●Speed Limit:最高速度◯マイル
●BUMP:路面悪し
(住宅地によっては、スピードを出させないため路面に作られた”バンプ(隆起)”がある場合があります)
など
全てが終わってDMVに帰還したとき、教官は言いました。
TRY AGAIN!!
路上教習でも、1〜2箇所ほど間違えたところがあったと記憶しています。
試験自体は日本と比べてライトでも海外で慣れないことをしているためか、ここまでくるのに少々大変だった想いもあって、再試験を受けるのはちょっと負担に感じていました。
でも教官はラテン系の方だったのか、フィードバックした後にちゃんと明るく励ましてくれたため、あまり気を落とさずに済んだような気がします。
その後、無事に実技試験も合格。2回目はいろんなことが余裕に見えました。
そういう意味では一度くらい落ちておいた方がいいかも(笑)
仮免許を経て、紙でできた仮の「運転免許証」を手に入れた私。
免許証は1ヶ月以内にご自宅へ郵送されます
手続カウンターのオバちゃんにそう言われたことをすっかり忘れ、それからおよそ2週間後にホームスティ先で揉めて衝動的に家出をし、運転免許証を受け取れないまま半年が過ぎてしまうなんて、この時は思ってもみなかったのでした。
